ソロモン王伝説とゴエティア72柱の悪魔につて考える〜オリジナルオラクルカード制作の過程
- 言霊占い師りつか
- 7 日前
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みなさんこんにちは。☯︎言霊占い師りつか☯︎です。
鑑定のご依頼をこなしながら、約4年試行錯誤を繰り返しているオリジナルデザインオラクルカードの事について少しお話したいと思います。
皆さんはソロモン王伝説というのはご存知ですか?
ソロモン王とは
ソロモン王は、旧約聖書に登場する古代イスラエル王国の3代目の王(在位:紀元前10世紀頃)です。父はダビデ王、母はバテ・シバです。
知恵の王として非常に有名で、神から与えられた並外れた知恵によって数々の難事件を解決したと伝えられています。特に、二人の女性が赤ん坊の所有権を主張する裁判で、赤ん坊を切り分けるという提案をして真の母親を見抜いた逸話はよく知られています。
ソロモン王の治世は、古代イスラエル王国の最盛期とされ、政治的にも経済的にも安定し、繁栄を極めました。彼はエルサレムに壮麗な神殿(第一神殿)を建設したことでも知られています。この神殿は、ユダヤ教の中心地として重要な役割を果たしました。
また、ソロモン王は外交手腕にも優れ、周辺諸国との通商を盛んに行い、国を豊かにしました。「ソロモンの栄華」という言葉が残るほど、その富と権力は絶大だったとされています。
しかし、晩年には多くの異邦人の女性を娶り、その影響で偶像崇拝を許してしまったとも伝えられています。彼の死後、王国は南北に分裂することになります。
ソロモン王は、その知恵、繁栄、そして神殿建設といった功績から、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教において重要な人物として語り継がれています。彼の名は、知恵や富の象徴としても用いられることがあります。
ソロモン王が使役したとされるゴエティア72柱の悪魔とは
ソロモン王のゴエティア72柱の悪魔とは、中世ヨーロッパの魔術書『ゴエティア』に記述されている72の悪魔たちのことです。この書は、旧約聖書に登場するソロモン王が、その知恵と力によって72の強大な悪魔を使役したという伝説に基づいて書かれたとされています。
これらの悪魔はそれぞれ異なる能力や知識を持ち、召喚することで様々な願いを叶えると信じられていました。
例えば、
バエル (Bael): 東方を支配する王で、知恵を授け、姿を隠す力を持つと言われます。
パイモン (Paimon): あらゆる芸術や科学、秘密の知識に通じ、質問に答える力を持つとされる王です。
アモン (Amon): 過去と未来の知識を持ち、人間関係の和解や不和をもたらすとされます。
『ゴエティア』には、それぞれの悪魔の姿、能力、召喚方法、そして彼らを従えるための呪文や儀式などが詳細に記されています。しかし、これらの儀式は危険を伴うとも考えられており、現代ではフィクションやゲームなどの創作物でその名を見ることが多くなっています。
ソロモン王と72柱の悪魔の物語は、人々の想像力を掻き立て、様々な芸術作品や物語のインスピレーションの源泉となっています。

ソロモン王伝説ゴエティア72柱の悪魔をモチーフとしたオリジナルオラクルカード『シジルオラクルカード』のコンセプト
ソロモン王は別名【堕落の王】とも揶揄されるほどその私生活においては非常にだらしがなかったとされる知恵の王です。
そんな堕落の王ソロモンが知恵者として語り継がれるのには、一説として四大天使であるミカエルから契約の指輪を受け取り、ゴエティア72柱の悪魔を賢く政治利用したという言い伝えが元になっていると考えられます。
悪魔というものは天界を自ら去り堕天した【元天使】という経歴を持つものや、性善説だけでは語れない“根っからの悪”としてのデーモンまで様々な性質のものが存在しています。
もの、ことの本質や我々が生きる中でしばしば直面する問題、トラブルの「根本的な悪は何か」を探るためのオラクルカードがシジルオラクルカードになります。
例えば55番目の悪魔オロバスについて
オロバスは、ソロモン王の霊たちを封じたとされるグリモワール『ゴエティア』に登場する72柱の悪魔の一体で、第五十五位に位階を持ちます。
彼の特徴的な点は、一般的に「悪魔」という言葉から連想されるような恐ろしいイメージとは異なり、友好的で信頼できる性質を持つとされていることです。

オロバスに関する主な情報
位階: 君主 (Prince)
召喚された時の姿: 馬の姿で現れることが多いですが、召喚者の求めに応じて人間の姿を取ることもできます。
得意なこと・力:
過去、現在、未来に関する真実を語る: 質問に対して、嘘偽りのない正確な答えを与えるとされています。
地位や名誉を与える: 召喚者に高い地位や尊敬を集める力、出世の機会などを与えるとされています。
敵を味方に変える: 敵対する者の心を変化させ、友好的な関係を築く手助けをすると言われています。
使い魔や精霊を操る: 36の軍団を率いており、使い魔や精霊を意のままに操る力を持つとされています。
精神的な攻撃からの防御: 一説には、精神的な攻撃やネガティブなエネルギーから守ってくれるとも言われています。
重要な注意点:
『ゴエティア』に記述されている悪魔は、西洋の悪魔学における概念であり、その解釈は様々です。
召喚や儀式に関する情報は、あくまで文献上の記述であり、安易な実践は危険を伴う可能性があります。
この情報は、オロバスという存在に関する伝承や解釈の一つとして捉えてください。
オロバスは、知識欲が強く、真実を求める人にとっては、頼りになる存在として語り継がれているようです。敵を味方に変える力や、地位や名誉を与えるといった力も、彼が単なる破壊者ではないことを示唆しています。
このコンセプトモチーフのオラクルカードは、単なる【神託】としてのオラクルではなく【悪そのものを見抜き回避するためのメッセージ】を強く込めています。
これから少しずつ、このシジルオラクルカードについてまとめていきたいと思います。
☯︎言霊占い師りつか☯︎