兵法三十六計とルノルマンカードの共通点から読み解く③
- 言霊占い師りつか
- 4月1日
- 読了時間: 3分
更新日:6 日前
兵法三十六計は現代を生きる我々にとっての36個の処世術とも言える知恵書と言えるでしょう。
ルノルマンカードのシンボルも全部で36個。
私はこの奇妙な一致について昨年からずっと考察を続け、少しずつ実際の鑑定現場で実占に活かしてきました。
今回は兵法三十六計第三計借刀殺人(しゃくとうさつじん)とルノルマンカード3番目の船のカードの共通項と実占の場でのアドバイスについてお話したいと思います。

借刀殺人(しゃくとうさつじん)とは
「借刀殺人」とは、敵を直接攻撃するのではなく、第三者を利用して敵を攻撃する計略です。自分は手を汚さずに、敵にダメージを与えることができるため、状況によっては、敵同士を争わせることで、漁夫の利を得ることも可能です。
ビジネスシーンでは、競合他社同士を争わせ、自社が有利な立場になるように仕向けたり、交渉の場では、第三者の意見を利用して、相手を説得したりする際に用いられます。
船の示す意味
ルノルマンカードの「船」は、移動、旅行、変化、新しい始まりなどを象徴するカードです。遠方とのつながりや、海外との関係を表すこともあります。船は、人生の旅路や、変化の波に乗ることを示唆しています。
解釈のポイントとしては、船の向かう方向や、周囲のカードとの組み合わせによって、意味合いが大きく変わる点が挙げられます。良いカードと組み合わせれば、順調な旅や良い変化を意味し、悪いカードと組み合わせれば、困難な旅や予期せぬ変化を意味します。
2つの組み合わせから読み解く
「借刀殺人」は、第三者を利用して目的を達成する計略であり、ルノルマンカードの「船」は、移動や変化を象徴します。この二つを組み合わせることで、第三者を利用して、状況を変化させ、目的を達成するという解釈が可能です。
例えば、第三者の力を借りて、遠方との取引を成功させたり、新しい分野に進出したりする、と解釈できます。
具体的な解釈とアドバイス
この二つを組み合わせた場合、以下のような状況とアドバイスが考えられます。
相談者の状況:現在、変化の波に乗って、新たな場所や状況へと向かおうとしています。しかし、その道のりは決して平坦ではなく、困難や障害も予想されます。あなたは、自分自身で戦うのではなく、周囲の状況や人物をうまく利用することで、目的を達成しようとしています。
鑑定アドバイス:周囲の状況を冷静に分析し、利用できるものは最大限に活用しましょう。
直接的な衝突は避け、柔軟な対応を心がけてください。
変化を恐れず、積極的に行動することで、新たな道が開けるでしょう。
周囲の協力者との連携を密にし、協力して困難を乗り越えていきましょう。
ただし、第三者を利用する際には、倫理的な配慮も忘れないようにしてください。
注意点:第三者を利用する際には、相手に不利益を与えないよう、慎重に行動してください。状況によっては、予期せぬ事態が発生する可能性も考慮しておきましょう。
「借刀殺人」と「船」の組み合わせは、変化の波に乗りながら、周囲の状況を巧みに利用して目的を達成することを意味します。状況を冷静に分析し、柔軟な対応を心がけることで、あなたは新たな道を切り開くことができるでしょう。
今回の記事が、皆さんの人生の航海における羅針盤のような役割を果たせたら幸いです。
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